スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--------(--)
 

「もりそば」ってのは、飾らない食いモンだよね

もりそば

もりそばには、なんとも言えない佇まいがある。
この飾らない感じ、素っ気無い感じであっても、そばとつゆには多くの手間がかかり技が潜んでいる。
ネギも水にさらしてあるし、わさびもちゃんとしている(もりそばは、わさびではなく七味で、という流儀もあるらしいが)。
具材をいろいろ乗せることもなく、そばの素顔だけをさらしている。
海苔をかけて「ざるそば」にした瞬間に、その飾らない佇まいが消えてしまうくらいだ。
洗練されている。
これ以上どうにもできない、すごい完成度だと思う。
(ま、冷やしたぬきとかゴテゴテしたのは、ま、別モンだからね)

食うにしても、ほんの一瞬(雷門の藪なんてまさに一瞬w)でなくなってしまうし、大して腹が膨れるわけでもない。
一食足り得ないのか、あるいは、もうこれで一食とする程度で良いだろ、ということなのか、よく分からんけどね(笑)。
でも、「おおもり」って滅多に注文しないんだよね。そういう存在(腹が膨らめば良い)ではないと思っているんだろうね。
そばの山が高くなっても、それはそれで下品な感じになるしね。
ま、飲んだ後に締めるためにある、のかも知れんね(その割に遅くまでやっている店は少ないが)。

薬味は、わさびより七味が好きだね。
1回にすすり込む分のそばの頭にちょっと七味を振って、七味にはつかない程度にちょっとつゆをつけて、だね。
ふわっと唐辛子や山椒が香るのが良い。
わさびもせっかくなので使うけど、やはりこれもそばにちょっとつけるのが良くて、つゆに溶いたりすると台無しだよね。
海苔でさえ下品な感じになるくらいなのに、生のウズラの卵が付いてくる店がある。
池波正太郎が蕎麦屋に同行した若い編集者に「君、まさかそのウズラをつゆに溶くんじゃあるまいね」と釘を刺したらしいけれど、その気持ちは痛いほど分かる(笑)。

写真は、渋谷・道玄坂小路の福田屋のもりそば(この店ではせいろと呼んでいる)。

関連記事
スポンサーサイト
2013-02-04(Mon)
 

コメントの投稿

非公開コメント


プロフィール

EatingPoor

Author:EatingPoor
「筆は一本、箸は二本」(斎藤緑雨)なのである。

[My other blogs]
A day in the life(メイン)
続・Webとウイスキーの日々
20分でお弁当
columns
お仕事ブログ

カテゴリ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。